女子プロ野球 川口で初開催!
代表の石井です。
先日、川口で始めて女子プロ野球が開催されるということで、川口市営球場まで見に行ってきた時のことをお伝えします!
女子プロ野球は今年で5年目を迎えるそうですが、1年目は関西の2チームでスタートし、昨年から関東にもチームができました。
メインの拠点は越谷でしたが、今シーズンは今後も何試合か川口で行われるようです。
自身が総合型地域スポーツクラブを立ち上げた当初から女子野球というコンテンツに注目していましたが、全国で高校や大学で女子野球部のある学校が限られる中、埼玉には埼玉栄や花咲徳栄、さらに大学では尚美学園大学など女子野球の強豪校が揃っており、女子プロ野球が埼玉にできてもおかしくないと以前から感じていました。
(先日出場していた選手にもこうした埼玉の学校出身者が多い印象を受けました。)
ただし情報としては知っていても、実際に見るのは初めてだったので新鮮でしたし、個人的には、先日のディスコンと同様に強化と普及の視点で以下のようなことを考えてしまいました。
1.レベルが高い(強化)
女子野球に精通されている方に以前聞いた話では、打球が遠くに飛ぶことが少なく、ライトゴロが多いというようなことを聞いていたのですが、右中間、左中間を抜ける打球がいくつか見られましたし、そんなことはありませんでした。(笑)
また守備もエラーが多いわけではないですし、内野手のファーストへのスローイングも正確で、上手な印象を受けました。
プロ野球も5年目ということで攻守ともにレベルが上がっているようです。(そもそも日本は女子野球W杯で毎回優勝していて世界の中でもレベルが高いと思いますが・・・)
2.イニングの合間のイベントがユニーク(普及)
私自身最後まではいられなかったのですが、少なくとも3回(イニング)と5回終了後にイベントが行われていました。(今回は写真のように中学生が時間内のキャッチボールの回数を競うというようなものをやっていました)
そして何より、試合に出ている選手が(試合途中であるにも関わらず)マイクを持って話す機会があるというのが、他のスポーツで見られないことだと思いますし、珍しい光景に感じました。
※ただしこの点についてはおそらく女子プロ野球自体、わかさ生活という会社がバックについていて、選手の年俸も一律だったと思われます。だからこそ、試合途中でもファンサービスが可能になるのかなとは感じました。
このように強化と普及の視点で考えてみましたが、総じて思ったのは「レベルが高いことが逆にファンが増えにくい要因になってしまうのではないか?」ということです。
1年目から応援している方は実感できているのかもしれませんが、AKBのような感じで
「経験が浅いところから全力で頑張り、成長していく」
ところを応援する(その過程を見守る)ことが一つの価値になり得るのか?
あるいはバレーボールで女子バレーの方がラリーが続きやすく、見応えを感じる方も中にはいるように、男子の野球に見られない独特のプレーが見られるという価値が付けられれば、さらに発展も加速していけるのかなということを感じました。
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