13th 4月
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スポーツとアジアとの関わり
元々スポーツ界と社会の動きは重なる部分が多いなと思いますが、"アジア展開"という意味でも同様で、スポーツ界は特に最近このような動きが強くなってきていると感じます。
野球界で言えば、オリックスバッファローズです。
関西国際空港からも近いという地の利も活かして、韓国人観光客にも来てもらう、そのために韓国テレビ局にも放送してもらう(=放映権料収入)、そのため韓国プロ野球界のスーパースター獲得に動くという戦略をとっています。
昨年、朴・李という韓国の投打の2枚看板スターを獲得し、2人とも成績が振るわず退団してしまいましたが、今季も新たに韓国のスター選手を獲得し、実際今のオリックス打線の4番も担っているわけですから、長期的に見据えた戦略をとっているのだと思います。
今回の件を通じて言葉は悪いですが、米国のメジャーの選手を連れてくるよりも韓国人選手の方がビジネスチャンスにもつながりやすいのだなと感じました。
一方でJリーグには元々外国人枠の中に特別枠でアジア枠を用意していたり、アルビレックス新潟がシンガポールリーグにチームを持っていたり、元々アジアとの接点はありましたが、それに加えて今年の新たな動きとしてJリーグが東南アジアの地上波で放送されているそうです。
(ただし一部の国は有料放送)
これにより、今後選手のアジア間の移動がよりいっそう強まるかもしれませんが、他にもどのような影響が生まれるのか楽しみですね。