スポーツ×観光の動き
約1週間ほど前に、スポーツツーリズムがテーマのシンポジウムに
参加してきました!
今年から観光庁がニューツーリズムとしての
スポーツツーリズムを推進しておりますが、
自分が思っていた以上に調査や実証実験が活発に行われているようでした。
スポーツツーリズムと言うと、季節が真逆であるオーストラリアから
冬の時期に北海道へスキーをしに来るというのが最も有名な例だと思います。
その他「するスポーツ」としては、ゴルフやアウトドアスポーツ系が
多く見られ、ショッピング好きのアジア客(中国・韓国)向けには、
スポーツグッズのショッピングつきのツアーが今後多く組まれることに
なるかもしれませんし、キャンプ地としての受け入れ体制を充実させることも
重要になってくるでしょう。
その一方で、「見るスポーツ」は今後インバウンドを取り込んでいくための対策が
より必要になってくると思われます。
いずれかの競技の世界大会や相撲、F1などはそれだけで魅力的だとは思いますが、
野球やサッカーを始めとした日本でも人気の高いスポーツを
欧米型に倣ったイベントにするのではなく、いかに日本オリジナルの
スポーツイベントへと変えていけるのかという点がポイントのように感じます。
実際に韓国なども含め海外の場合は、球場の中にショッピング機能が充実している
という話を聞きます。
またNFL(アメフト)の最終戦の場合は、国全体が注目することもあり、
CMコンテストを同時に開催するようです。
またイベントの中でパフォーマンスショーなるものをやるというのでもいいでしょう。
特に地方での開催時に、試合以外のコンテンツを充実させて
海外からのお客さんをいかに取り込んで全体の集客数を
伸ばしていくことができるのか?
そこに今後、自分も何かしらで携わっていければと考えています。