様々なスポーツを体験できる場
先月の話ですが、墨田区教育委員会主催で行われた子ども向けのDoSportsイベントを見に行ってきましたので、今回はその様子と合わせて子どものスポーツ環境に関することを綴りたいと思います。
まずこのイベントは、墨田区のフウガすみだというフットサルチームのPRがメインではありますが、フットサルの体験や試合のみならず、ダンスやチアリーディングの発表やフットプロム(1on1でやるサッカー)、ハンドボール、タグラグビーなど様々なスポーツを体験できる場が用意されていました。
そしてスタンプラリーを用意して、子どもたちになるべく多くの種目を体験してもらうよう工夫もされていました。
参加する側にとって、このようなイベントは一見簡単に行われているように見えてしまいますが、様々なスポーツ種目を体験できる機会というのは一般的にそれほど多くないのではと感じますし、今回実際に見てみて多くの種目をひとまとめに体験できることでそれぞれの種目の特徴や面白さがより際立つのかなと思いました。
その中で今回特に印象に残っているのが、一般社団法人鬼ごっこ協会によって行われていた"スポーツ鬼ごっこ"です。(スポーツ鬼ごっこは通常の?鬼ごっこを少しアレンジしています)
一般社団法人鬼ごっこ協会 ホームページ
http://www.onigokko.or.jp/
スポーツ鬼ごっこは、最初はチーム全員が攻めてしまって誰も守りに入らずいつの間にか負けてしまったという事態に陥りやすいのですが、ゲームの回数を重ねるうちにコツがつかめてきてチームでも話し合いがなされ、チームとしての動きがよくなっていくという特徴があるなと感じましたし、個人的には他のスポーツ種目が隣で行われていたからこそ、その特徴にも気付けたような気がしています。
ただ実際のところ、このように様々なスポーツが一同に集まる場というのは少ないと思われますし、その背景には各種目で子どもの奪い合いをするような競争の意識がまだまだ働いているのではないかという仮説を立てています。
その状態から、種目間の移動が気軽にできていつでも体験できる環境をオープンに用意するというような種目間の協力関係を構築していきたいですし、実際に似たようなイベントを川口でも2~3か月に1回というように定期的に行えれば理想ですね。
そうすることで、最終的にはスポーツ嫌いをなくしたり、バランスよく各種目にトップアスリートを輩出するということにもつながっていくのではないかと思っています!