相撲の座席について
今、相撲界と暴力団の絡みと座席の話題がニュースになっていますが、
自分も2週間前に見に行ってきたので(http://bit.ly/cKiN23
)、
その時座席について思ったことを書きたいと思います。
(今のニュースと直接的な関係はありませんが。。)
両国国技館の座席はけっこう細かく分けられています。
まず指定席は、1階席(桝席)と2階席(椅子席)とあってさらに土俵に近い順に
それぞれA~C席と3段階に分かれ、最後に2階の一番後ろの段は
自由席ということで計7種類の席があります。
そして指定席の料金も非常に高いので、自分は自由席を購入しようと思ったのですが、
売り切れと言われてしまったので、自由席の値段からプラス1000円以上する
椅子席のC席を購入したのですが、中に入ってみると、自由席ががら空きなんです!
その原因が何なのかということを考えてみたのですが、
1つは、自由席の1場所分(15日間分)のフリーパスなるものが
売られているということです。
これにより、販売できる自由席数はその分だけ減ります。
フリーパス購入者の見る見ないは自由なので、そのことによって空きが出てきます。
また、もう1つをできれば突き詰めて考えてみたいと思うのですが、
相撲は毎日朝からやっているということです。
スポーツ系でも舞台系でも席に座って見るものは、
たいていの場合、見る時間は長いものでも半日で済むと思うのですが、
その相撲の席は1日中ずっと座っていられる席になっています。
ただ実際のところ、1日中座って相撲を見ようという人はあまりいないと思います。
また、案内係の人に質問してみたところ、自由席はたいてい朝の時点で
完売してしまうとのこと。
ということは、午前中だけ見てくるというような層のお客さんが存在するのかもしれません。
こうして、1日中保障される席があるというのは
かなりの無駄も出てくると思われるので、
幕内の取組が始まる前後で料金体系を替えるなどしたり、
そういった対応が可能となる内部のシステム化が必要なのでは
ないかと感じました。