総合型クラブの生の話を情報交換~ソーシャルスポーツ会開催~
代表の石井です。昨日は5月から始めて6回目となるソーシャルスポーツ会を開催しました!
昨日の参加者は総勢11名。(半数近くは初参加の方でした)
総合型地域スポーツクラブ経営者の他、テニススクール経営者、スポーツ施設管理者、IT関係者、スポーツを専攻している学生など幅広い方々にご参加いただきました。
毎回テーマがざっくりしていて明確に定まっていないのが継続的な課題ではありますが、各々の普段の現場にそった話はなかなか知る機会がなく、いい情報交換の場にはなっているようです。
(大学生にとっても同様に、授業で学べない内容が多く刺激的な場になっているようです)
昨日の流れですが、最初はこれまでのソーシャルスポーツ会で話題として挙がってきたことやきゅぽらスポーツコミュニティの取り組みに関するお話をさせていただきました。
その後全員が揃ったところで自己紹介をし、各々で興味のあるところを(特定の方に)質問したりという流れであっという間の2時間でした。
具体的に挙がってきた内容は以下のようになります。(昨日は総合型クラブの代表者が私を含め3名おりましたので総合型クラブの現場の話が多めではありました。)
◆神奈川と埼玉の行政では、総合型地域スポーツクラブに対する印象が異なるし、横の連携の進み具合も異なる
◆神奈川には海や山を活かしたプログラムを有する総合型クラブも多い
◆東京で進んでいるのは世田谷区?同じ東京でも行政の姿勢や地域特性によって変わってくる
◆総合型クラブ単体の企画より、複数のクラブ合同の企画だと協賛金も獲得しやすい?
◆総合型クラブの活動に参加している会員も、種目ありきの参加が多く、総合型クラブの理念を理解して参加している方の比率は低い
◆学校への入りやすさが企業と総合型クラブ(NPO)の違い。ただし、中学高校は常に部活動で利用されていて小学校(特に放課後の校庭)をいかに有効活用できるか
◆総合型クラブの一般的な認知度は低いが、地域密着で活動しているとわざわざwebで発信する必要性がないのも事実
◆稼働率はあてにならない場合も(3人のみで3時間使っている場合もあるので・・・)
◆テニス業界は施設も自前で持ち、民間で運営しているケースがほとんど。→総合型クラブが模範とするところも多い
◆大学生と総合型クラブの接点は少ないが、総合型クラブの関係者と話をすると学生の受けはいい
その他参加者の皆さんからは以下のような感想をいただいております。
◆『スポーツを通した街造り』や『種目ごとに縦割りになっている状態に横串を入れる』や『NPO法人への世間の認識』などとても興味を惹く話がたくさんあった
◆色んな立場のスポーツ業界関係者による熱い語り場は、新鮮さもあり、勉強にもなり、面白いし元気になる
◆まだまだ日本のスポーツは発展途上であると再認識すると同時に、「スポーツの価値」をより多くの人や団体へ発信すること、加えて「スポーツの価値」そのものを高めていくことの必要性を強く感じた
個人的には、「面白かった、刺激になった」というだけでなく、ここでの情報交換を下に新たな実践や行動へ踏み出す、そんな動きが各々の現場に広がっていけばよいなと思っています。
さらに会の質を高めていきたいと思っています!
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