20th 12月
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(野球の)独立リーグが増えていく異例の現象
野球の独立リーグがどんどんと新しく立ちあがっている。
約5年前の四国アイランドリーグを皮切りに、
北信越リーグ、さらに四国独立リーグへの九州チームの参戦、
今年は関西独立リーグのスタート。
そしてなんと来年は北海道でもスタートするらしい!
ただしメディアを見る限りは、どこのリーグもそううまくはいってない。
四国アイランドリーグは、赤字経営のためトップの石毛氏が
確か2年で辞任したし、来年は福岡のチームが経営悪化のため、
一時解散してリーグに参加しないらしい。
今年からスタートした関西独立リーグも、女子高校生投手がニュースにかなりの
頻度で取り上げられていたものの、リーグ運営会社が途中で撤退したり、
悪いニュースを多く目にした。
一方で、選手たちの新たな受け皿になっているというものの、
巨人の山口鉄也のように育成契約上がりから活躍する選手が出てきていながら、
独立リーグ出身の選手のプロでの活躍というのはまだ出てきていない。
また、伊良部が高知のチームに入ったかと思えば、故障のためすぐに退団。
これでもかというくらい悪い流れになっている。
しかしこのような状況ながら、北海道で新たなリーグがスタートするというから、
不思議な現象でもある。
やはり、スポーツにはただのビジネスとは違う要素が多く存在するのだと思う。
スポーツは非常に夢のあるテーマであり、地域活性の一助にもなりうる。
おそらく各地の自治体にも喜ばれている。
福岡のチームも再結成をする意向をもっているというし、一般のビジネスとは違い
そんなに簡単に切り捨てたくないという思いが強くあるようだ。
そんな独立リーグの動きに注目し続けておこうと思う。