1月のまとめ
今年も早1か月が過ぎた。
今月からは完全にフリーで動き、各県単位・市町村単位の広域スポーツセンター関係者、
総合型地域スポーツクラブ関係者、まちづくり関係者(商工会議所なども含む)
などまだまだ数は少ないが、様々な方にヒアリングをさせていただいた。
スポーツを通じて社会課題を解決する(特にスポーツと地域活性)という目的で
果たして何が自分にできるのかということで、
上記の関係者にヒアリングをしながら、スポーツに通ずる
その他様々な業界の方にも相談をさせていただき、
1か月前に比べると、おぼろげながら方向性が見えてきた気はしている。
人々のスポーツ環境ということに着目したときに、
一つは"施設"で
都心の公共スポーツ施設は飽和状態と言っていいくらい稼働状況がいいよう。
一方で地方に行けば行くほど、あまり活用されていない施設が存在しているよう。
さらに今後地方部は、大型商業施設の敷地面積がコンパクトになって一部空きに
なる可能性もある。同様に少子化の影響で学校の教室の一部が空くなど
(スポーツに限らないが)使われないスペースは今後さらに増えていく可能性がある。
これをいかに効率よく配分ができるのか?
もう一つは"人材"で、
都心にはまだまだ「スポーツをやりたいと思っているけどできていない層」が存在する。
その主な理由としては、
・時間がない
・仲間がいない
・場所がいない
・お金がない
それぞれの理由に対してどのような解決策を提示できるのか?
また地方の場合は、
・少子化の影響で廃部や複数の学校が合同で行う合同部活動が増えている。
(特にサッカーやバレーなどのチームスポーツをする環境が十分でなくなる)
・指導者がいないことにより、特定の競技活動が成り立たない
そして全国の各市町村に一つは設置しようと掲げられている総合型地域スポーツクラブも
総合型と言えるほど競技数がないところも多数存在している。
これに対してどのような対策を実行できるのか?
その他シニア層に関しても様々な課題を抱えているが、ここで言えるのは、
現状のスポーツ環境のままでは、今回のアジアカップのような日本国中が
盛り上がれる機会も長期的に見ると限られてきてしまうのではないかということ。
そして、一緒になる仲間がいないなどの問題でますますランニングなどの
個人スポーツばかりが拡大していくことになるのではないかということ。
(=ランニング人口が増えることはスポーツ人口の拡大にもつながるしけして悪いことではないが
現在の日本サッカーの強みとなっている"チーム精神"を体験できる機会が減るでのはないかという
心配がある)
2月はこのような問題意識からさらに絞り込んでいって、
事業モデル化できるよう前進していきたいと思います!