2019年の振り返りと新年の抱負

代表の石井です。

2020年も皆さん、よろしくお願いします！

新年の抱負として、今考えていることは、
行政にも企業にもできない領域を突き詰めていきたいということです。

行政であれば、
成果を図れるものでないと扱いづらいという話を聞いたことがあります。

例えば、”多世代交流”や”サードプレイス”というのは、
まさに社会的に必要だけど、成果を測りにくい類のものだと思っています。

一方で企業には、事業化までのスピードと規模が求められます。

しかし、規模はそこまでなくても手つかずの領域がありますし、
行政も企業も手を出さないことで、社会課題となっていることも
まだまだあると思っています。

これまで事業化してきたものは、3～4年かかっていることが多いですが、
だからこそ、めちゃくちゃ喜んでいただける人がいらっしゃることは
格別に嬉しいことですし、

今年も隙間市場を開拓しながら、
新しいことにチャレンジしていけたらと思っています。

スポーツという観点では、
競技者向けのサービスがほとんどと言っていい状況なので、
競技人口以外の方を対象に何をすべきかを突き詰めていきたいと思います。

※子供イベントの実施実績も増えてきました↓↓

いずれにしても事業化できるまで時間がかかるので、
スポーツ、コミュニティ、まちづくり・空き家、子ども、健康、ダイバーシティといった領域で
多くの種を撒けたらと思っています。

そして以下は2019年の振り返りになります。

年始に掲げた重点目標に添って振り返ります。

１．目指す指標に関して

初参加者300名、リピート300名の実参加者600名
満席率80％、リピート率50%

結果は、

実参加者456名（昨年が487名）
初参加者257名（昨年が266名）
※延べ参加者は2986名（昨年が3293名）

といずれも昨年を下回ってしまいました。

一方で満席率80%を超えたのは12か月のうち2ヶ月、
リピート率50%を超えたのは12か月のうち5か月
という結果でした。

数値面だけで見ると、結果はよくなかったですが、
目に見えにくい部分では、手ごたえを感じられた1年でした。

例えば、満員御礼になった会も何回かありつつ、
なるべくドタ参ができるような配慮をするなど、
細かいところで、人数調整などの質を高めることはできていました。

また、新たに会員になっていただいた方もいらっしゃいましたが、
発信の仕組み化というか、適度な頻度で効果的な発信ができつつあるかなと思っています。

一方で、これでも定員が多いという声もいただいたので、
満席率については一部見直します。

２．新しい事業の柱をつくる

こちらに関しては、3つの事業案を出していましたが、
それ以外で事業化することができました。

具体的には、以前試みたものの事業継続は断念した、
なかまほいくで使っていたおもちゃを活用した事業です。

年に1つ新しい事業をつくるという目標は今後も変わらず
持っていきたいと思っています。

３．新しい可能性の模索

こちらは、YORIAIという空間を通じていろいろと試みたものの、
形にするところまでは持っていけませんでしたが、
新しいプロジェクトを立ち上げることができました！

こちらに関しても1年前に掲げた10案とは異なる
健康系のプロジェクトになります。

◆医療機関や企業向けのサービス提供
◆学童保育運営者向けのサービス提供
◆大手学習塾や大手子どもサービス企業と提携
◆スポーツ大会ツーリズムを通じた地域連携
◆公園をはじめとした公共空間の再生、（ボール遊び禁止などの）看板を前向きな形に
◆医療費削減につながるシニア向けのチームスポーツの開発
◆子どもの頃から複数のスポーツに取り組むことができる環境づくり・まちづくり
（野球遊びをつくる）
◆マンション課題との連携
◆以前実施したなかまほいくの応用（ママさんのスポーツ交流の場）
◆在住外国人サポートとの連携

何をやるにも0から始めるのはハードルが高いので、
既存でやっていることをうまくシフトさせながら、
今後も新しいことにチャレンジしていきたいと思っています。

そして、年末アンケートも例年から少し変えてみましたが、
下記のような結果となりました。

【バレーボール編】

１．2019年の成果

上達した・・・43.8%
友達が増えた・・・31.3%
元々のメンバーとの関係を深められた、交遊関係が広がった・・・75%
仕事にいい影響が出た・・・6.3%
人間的に成長できた・・・6.3%
健康的になった・・・62.5%

２．プレーしていて最も楽しい・嬉しいと感じる場面としてあてはまるもの

スパイクが決まった時・・・56.3%
サーブが決まった時・・・25%
ブロックが決まった時・・・18.8%
サーブカットをうまくできた時・・・50%
相手のスパイクをうまくレシーブできた時・・・68.8%
見方にいいトスをあげられた時・・・31.3%
ボールが落ちそうで落ちずにラリーが長く続いた時・・・31.3%
珍プレーが生まれた時・・・18.8%
ブロックカバーできた時・・・12.5%
ボールがつながって、チームの一体感を感じられた時・・・50%

【バドミントン編】

１．2019年の成果

バドミントンが上達した・・・37.5%
友達が増えた・・・62.5%
元々のメンバーとの関係を深められた、交遊関係が広がった・・・50%
仕事にいい影響が出た・・・12.5%
家族との関係性がよくなった・・・12.5%
人間的に成長できた・・・12.5%
健康的になった・・・62.5%

２．プレーしていて最も楽しい・嬉しいと感じる場面としてあてはまるもの

スマッシュが決まった時・・・75%
サーブが決まった時・・・25%
ドロップが決まった時・・・25%
相手のスマッシュをうまく拾えた時・・・87.5%
シャトルが落ちそうで落ちずにラリーが長く続いたとき・・・25%
珍プレーが生まれた時・・・50%
相手のドロップやヘアピンをうまく拾えた時・・・12.5%
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いずれにも共通しているのは、交遊関係が広がった・健康的になったという回答が多かったことと、楽しいまたは嬉しく感じるプレーとして拾う方（レシーブ）のプレーのパーセンテージが高かったことです。

今後もラリーが続いて盛り上がり（フットサルとバスケは全員が得点出来て）、
負けても楽しいと感じられる場をつくっていければと思っておりますので、
今年もよろしくお願いします！