25th 4月
自治体主導で行われている子供向けサービスまとめ(学童保育・放課後子供教室)@埼玉・川口
代表の石井です。
きゅぽらスポーツコミュニティは、今年度より川口市の放課後子ども教室に参画することになりましたが、今準備に関わらせていただいている中で、子ども向けに行政が主となって提供していること(サービス)の理解がより深まりました。
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また保護者などの皆さんとのコミュニケーションを通して、一般的には知られていないことも多いかと思いましたので、こちらでどんなサービスがあるのかを整理してみたいと思います。(なおここからの話は川口市の場合に限りますが、国が推し進めているものでもありますので、サービス内容の”種類”としては他の市町村も大差はないと思われます)
1.放課後児童クラブ(市の窓口は学務課)
一般的には”学童保育”という表現の方が馴染みがあるかもしれません。
預かりの終了時間は土曜日や夏休みなどの休み期間も含め全て18時半まで、開始時間は土曜日は8時半から、夏休みなどの学校休業期間は8時からとなっていますが、保護者の皆さんの署名活動なども行われ、今の時間に早められたようです。
また保育料は月額7000円となっていて全国の平均的な保育料は月額7331円ということなので若干安いようです。
このあたりに関して、川口市には「放課後児童クラブ条例」というものが定められているようです。
また、2012年に「子ども・子育て支援法」が制定され、児童福祉法が改正されたことで、今年度から学童保育の対象が「小学校に就学しているおおむね10歳未満の児童」から、「小学校に就学している児童」(6年生まで)に変更され、川口市も6年生までとなっています。
運営事業者は社会福祉協議会が最も多いですが、民間事業者も計5社入っています。
※一覧は以下をクリックすると拡大してご覧いただけます。
2.放課後子ども教室(市の窓口は生涯学習課)
こちらがあまり知られていないかもしれませんが、それもそのはずで生涯学習課のページに取り組みが何も記載されておりません。。
今回私自身、青木北小のコーディネーターをやらせていただく予定になっておりますが、以前には飯仲小で行われている「いきいきひろば」に関わらせていただいたり、本町小の第一回目の教室を見学もさせていただきました。
そんな実体験も含めて、お伝えできることをお伝えします。
まず開催頻度は学校によりますが、月2~3回実施している学校が多いです。時間は授業終了後から17時までが目安です。
私自身飯仲小に関わらせていただいたのが3年ほど前で、その当時は10校くらいしか行われていませんでしたが、年々開催校が増えていき、今では20校ほどで行われているものと思われます。
対象学年は以前から全学年が対象となっておりましたが、全体的に低学年が多い傾向にあります。料金は、年間の保険料のみの負担(=300~500円)というところが多いかと思われます。
また運営主体は、学童保育と比較してより様々で、民間事業者のところもありますし、町会やその学校のPTA会長の方が主になってやっている学校もあります。
この2つのサービスの比較をまとめると以下のようになります。
※放課後児童クラブや放課後子ども教室の1か月の取り組み事例はこちらのページでご確認ください
なお、以上の放課後児童クラブと放課後子ども教室が同日に開催されることもありますが、参加の併用が可能かどうかは学校によって異なるようです。
また定員があったり、料金とサービスの質の兼ね合いだったりといった様々な事情もあり、その隙間のニーズにも対応できる民間の学童保育に預けるという選択肢も考えられるでしょう。(この4月から開設された民間の施設もあるようです)
※民間学童保育施設を探せるポータルサイトも生まれています
学童保育ナビ
その他小学生に限りませんが、子ども向けに提供しているものとして目につく取り組みを2つご紹介します。
◆児童館(窓口は子ども育成課・育成係)
川口にあるのは4か所でしょうか?
南平児童センター、戸塚児童センター、芝児童センター、鳩ケ谷こども館の4施設で、特にJR川口駅や西川口駅付近に住んでいる方々には馴染みがないのではないでしょうか?
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児童館の数やサービスは自治体によっても異なりそうですが、川口の場合、時間は午前9時~午後6時で、対象は18歳未満の児童、利用料は無料となっています。
◆プレイリーダーがいる公園(窓口は同じく子ども育成課)
プレイリーダーがいる公園は、前川第6公園と南平児童交通公園の2か所で、こちらも一部の方にしか馴染みがないかもしれません。
曜日は火・水・木・土曜日の週4日で、時間は午前10時から午後5時まで。
ベイゴマ・こま・竹馬・フラフープ・なわとび・ボールなどで遊べるそうです。(土曜日は工作などもできます)
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このプレイリーダーに関しても、自治体によって取り組みは異なっているようです。
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