スポーツサークルでの仲間づくりを意識したウォーミングアップ方法とは?@埼玉・川口
代表の石井です。
フットサルやバレーボールなどのチームスポーツを行う際に、主催する立場で交流を促すと言っても、2~4時間の中で工夫できるポイントは、
・自己紹介(+参加者名簿の用意)
・チーム分け
・各種目オリジナルルールの設計
くらいですが、もう一つ、ウォーミングアップをどのように行うかもあります。
例えば、ウォーミングアップを各自でやってもらうか、(ラジオ体操をかけるなどして)全員で行うかだけでも、その後の和み具合は変わってくるでしょう。
一般的に参加者はゲームを早くやりたがる傾向にあり、ウォーミングアップの仕掛けは期待されていない可能性が高いですが、みんなで楽しめるようなウォーミングアップ(練習)ができれば、その後の試合でより円滑なコミュニケーションを図れるようになる可能性が高いですし、場づくりの観点からウォーミングアップを考えてみると今までにない面白いことができるかもしれない!ということでこれまでにやってみたウォーミングアップを以下3つに分けて紹介します。
1.リレー(競争)形式のウォーミングアップ
2チームか3チームに分けて競わせます。順番を決める際にコミュニケーションが生まれますし、負けたチームはもう一度挑戦したくなるかもしれません。
例えば、フットサルであればドリブルリレー
バドミントンであれば、ラケットの上にシャトルを載せた状態で走るリレー形式が可能です。(特に子供は喜びます)
バレーボールの場合は、リレー形式にするのは難しいですが、チーム内で時間内に円陣パスが何回続くかをやると意外に盛り上がります。
2.鬼ごっこ形式のウォーミングアップ
鬼ごっこそのものは推定500種類以上あるそうですが、うまくドリブルやパスを絡ませて鬼ごっこの形態をとるとまた盛り上がります。
例えば、フットサルの場合は、逃げ役の皆さんにビブスを腰に垂らすようにつけてもらって、ビブスを鬼役にとられないように逃げるという「しっぽとりドリブル」といわれるものがあります。
人数分ボールが必要になりますが、各自が2時間の中で一番ボールに触れている時間にもなり得ます。
またバドミントンの前には、ラケットは使いませんでしたが、体育館内のライン上だけ動ける「線鬼」という形式をとってやってみたこともあります。
3.その他のオリジナルウォーミングアップ
番外編として、フットサルとバスケでは、ボールがまわってきたときの自分の一言自己紹介をしてみたり、次の人がパスしてほしい相手の名前を呼びながらパスをするというような自己紹介とウォーミングアップを混ぜてやってみたこともあります。
また最近の新たな試みとしては、ラジオ体操を「おらほのラジオ体操」にしてみたり、
バレーボール前にバランスボールを使ったジャイアントバレーをやってみたりということをやってみました。
ご紹介は以上になりますが、試していく中で感じたのは、リレー形式や鬼ごっこ形式にすると、アイスブレイク要素も強く、盛り上がりやすいなという点です。
またリレーも鬼ごっこも、通常のボールがない状態で行うとなれば、危険も伴いますが、ボールがあるだけ、全力で走ることはできなくなりますし、スピードも危なくない範囲の適度なスピードに自然になっていく点もまたよいなと感じています。
今後もどんな世代、どんな属性の方でも一緒になって楽しめる究極な場づくりを目指して、ウォーミングアップも工夫を重ねていきたいと思います!
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