W杯バレーボールを観戦!
先日、男子のW杯バレーボールを代々木第一体育館まで見に行ってきました。
バレーボール自体はTVで見られている方も多いかもしれませんが、
TVでは見えない部分についてお伝えしたいと思います。
(ただし、試合開始直前からの話であって、
ジャニーズの歌や踊りは見られませんでしたのでその点はご了承ください)
1.会場の雰囲気
休憩中(作戦タイムなども含む)の音楽の入りのタイミングや
大画面によるリプレイ映像はTVで見るものと同じで楽しめますし、
「ニッポンチャチャチャ」のコールやスパイクが決まった時の
会場の一体感はそこでしか体験できないなと感じました。
しかし写真からもわかる通り、意外にも満席とまでは到っておりませんでした。
上部の自由席こそほぼ満員状態でしたが、試合をより間近に見られる指定席は
空きがけっこう目立ちましたし、自由席の向かいの上部も空いていて
意図的にそうしているのかどうかはわかりかねました。
(ちなみに指定席と自由席は料金に開きがあります)
一方試合終了後には、翌日以降の試合のチケット販売のアナウンスもされていて、
完売はしていないようですので、日本女子の試合に比べ人気は劣るようですね。
また自由席でも、立って応援する席がある一角の決められた場所にあり、
そこがTVにも映りやすくなっているようでした。
(もちろん大半の方は座って見ています)
2.試合の流れ
今回見に行った試合はセットカウント3対0で日本は敗れましたが、
1セット目終了と2セット目開始の間が5分くらいで思っていたよりも短く、
2セット目終了と3セット目開始の間は選手も一度控室に下がって
やや長めのインターバルがありました。
ただし3対0だったため、インターバルを含めても試合はあっという間に終わってしまいましたし、
(バレーボールの)終わりの時間が読めないという点が
イベント全体の運営や仕掛けの部分でも非常に難しくさせているのかなと感じました。
3.選手紹介やアナウンス
会場に入って出場選手の名簿などが配られることはなかったのですが、
それにより楽しみ方も半減してしまうのかなと個人的には思います。
TVの場合は、選手のインタビュー映像なども出てくるときがありますし、
年齢や所属などもその都度画面に表示されますのでその方が丁寧なように感じます。
このような状況では、日本の交代選手が入ってくるときに、
DJが盛り上げのためのアナウンスをしても観客からすれば、誰?という感じで
あまり効果的でなくなってしまうのかなと感じてしまいました。
また名簿がなかったとしても、休憩中に選手を紹介するような映像などがあったら
少しでも変わってくるであろうと感じました。
(試合開始前にじっくりと紹介されているのかもしれませんが、平日の夜の場合は
遅れて入場する人も多いはずですので、いずれにしても工夫は必要に感じます)
日本が試合に勝たないとインタビューもありませんし、
終わり方もさびしくなってしまいますね。。
最後に日程・時間の問題もあるでしょうが、
観客の中に子ども(中学生・高校生も含む)があまり見られませんでした。
バレーボールに関しては、他のスポーツと比較しても
世界レベルを間近で見られる機会が格段に多いと思いますので、
もっと子どもたちに間近で見てもらうための策も
考えていってもよいのではと思いました。